大学導入事例

共愛学園前橋国際大学 情報処理センター 小柏 伸夫先生

URL:http://www.kyoai.ac.jp/
P検導入、それには四つの目的があります。
学部の共通の基礎として、P検を1年次から全員に導入しています。その目的は四つあります。
一つ目は、学生全員のICT活用能力を、職業生活や社会活動で求められる水準にすることです。P検は、必要なスキルを客観的に示す資格なので、適切な学習ができますし、それがまた学生の意欲や自信にもつながっていると思います。
二つ目は、学生生活におけるICT活用能力の必要性です。ワープロ・表計算ソフトの利用はもちろんですが、タイピングの一定以上の速度は、様々な学習活動の上で重要な要素だと思います。
三つ目は、学生個々人の到達度、適性、進路希望などに応じて段階的な学習を可能にすることです。P検は、コースや個人に応じてステップアップをしていける利点があります。
四つ目は、本学のICT教育体系を、社会のニーズに常に合致させアップデートすることです。P検は、総合的・体系的であるため、とても参考になる指標だと思います。
1年次にP検4級以上を取得を目指す!
学生は、1年次にP検4級以上(情報・経営コースは3級以上)を取得することになっています。1学年の定員は225名ですが、上級生の自主的な受験も多いため、2011年度の学内会場での合格者は、全学年合計で延べ337名に達しました。
なお、学内会場での試験は、学生が自分の状況に合わせて自由に受験できるように、現在のところ、前期5回、後期4回程度を設定しています。受験者が多いため、学内での受験申込用のシステムも作りました。
授業の中でP検学習、単位認定も!
1年次前期の全員必修の授業(週1回)で、リテラシーを学びつつP検の学習もしています。P検4級に合格することで単位を取得できます。
また、1年次後期には、情報・経営コース全員と他コースの希望者を対象に、P検3級に対応した授業(週1回)を実施しています。P検3級に合格することで単位を取得できます。
大学入学時のスキルや知識の差が大きいため、入学時のアンケートにより到達度別クラス編成にし、さらに上級生のアシスタントを多数つけています。また、授業時にCS-Oneを適切に使用することで、各自のペースで練習できるよう配慮しています。
なお、学期の途中で合格した場合、上の級のCS-Oneを購入するなどして次の学習に進むことができます。
準2・2級は情報処理技術者試験に役立つ!
準2級と2級については、現在のところ対策授業はありませんが、合格すると単位を認定する制度があります。
これらは、情報処理技術者試験の学習に役立つ側面もあり、ICTに関心のある学生が積極的に受験しています。こうした学生は、既に自分で学習のペースをつかんでいるため、CS-Oneで独学しています。
満開の桜が咲く校門付近から見た校舎の画像 多数のパソコンが並ぶ教室で生徒が勉強している様子の画像
  • 大学の母体である共愛学園は、1888年(明治21年)に設立されたキリスト教主義の学園で、「互いに愛し合う」という聖書の言葉を理念としています。
    学部は、国際社会学部の1学部で、その中に、英語コース、国際コース、情報・経営コース、心理・人間文化コース、児童教育コースという5つのコースがあります。1学部であるにもかかわらず、開講科目数は370科目以上に及び、コース・専攻によって小・中・高の教員免許も取得可能です。「学生中心」をモットーに少人数教育を志向しています。大学基準協会による適合認定を受けています。


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