P検 導入校事例紹介
■ 香川県立津田高等学校(香川県)
御校の特色を教えてください
情報科 水田 勝公 先生
本校は、香川県東部のさぬき市津田町に位置するさぬき市唯一の県立普通科高校で創立76周年(平成17年度)を迎える伝統校です。地域の急激な少子化のため、この10年間で生徒数が半減しています。
学校週5日制の実施に伴い、平成14年度から2学期制を導入して、授業時間の確保に努めています。また、オープンスクール、オープンライブラリー、学校評議員制度の導入など開かれた学校づくりに取り組んでいます。平成11年から3年間、文部科学省の研究指定校として「総合的な学習の時間」に係る研究に取り組み、その成果をふまえ「自己開発学習」や「進路ガイダンス」を実施して、一人ひとりの個性を伸ばす教育を推進しています。
さらに、学校行事として、ねばり強くやれば目標を達成することができることを実感させるため、全校生が市内を20数キロ歩く「チャレンジウォーク」等の特色ある行事を実施しています。
P検をご導入いただいたきっかけになったことをお聞かせください
本校は、1年生4クラスで、共通の授業内容で「情報A」を履修することになっています。また、3年生の選択授業には、「情報C」があり、本年度、初めて「情報C」を選択する生徒が出てきました。
「情報C」は、就職希望やコンピュータ関係の専門学校への進学を希望する生徒を受講対象者として取り扱っています。既に「情報A」では、ソフトの取り扱い等の基本的な事については学習しているので、その発展的内容を取り扱うことになりました。その際に、何を基準に評価するかという問題が生じ、単なる作品だけの評価ではなく、受講者の対象から考えたら、スキルの修得に重点を置くことになりました。
きちんと評価ができ、社会に出ても通用する資格を持たせたいということで、検定試験の中からP検を導入することになりました。
生徒さんへのアナウンスの方法や、学校への手続き申請はどのような形で行っていますか
最初は、3年生の「情報C」の選択生徒全員に4級ベーシックを受験させ、「合格」をこの講座の最低条件としました。合格者は、上の級の受験を希望するようになったので、事務局で配布してくれるポスターやチラシを活用させてもらい、受験希望者を募るようになりました。そうすると、ポスターを見て、「情報C」の受講者以外からもP検を受験したいという申し出が増え、現在は全校から受験希望者を募集しています。
P検ご導入による生徒さんの反応をお聞かせください
4級ベーシック合格を単位取得の最低条件としているので、生徒は「情報A」の授業内容から復習をし、真剣に取り組んでいます。また、合格者は1つでも上の級を修得したいと考え、積極的に取り組んでいます。
特に、「タイピング」については不得意な生徒が多く、ブラインドタッチが出来ない生徒がほとんどなので、かなりの時間をかけていました。
情報授業とP検の関連性をお聞かせください
「情報C」の授業ではP検を導入し、評価の一部としているが、「情報A」では直接的な関連性はありません。
ただ、「情報A」の授業内容はP検に結びついていると思うので、受験希望者の増加に至っているのではと考えています。
具体的に生徒さんが受験して意欲を持たれるメリット等についてお聞かせください
現在、どの程度のことかはっきりはしませんが、「3級取得は一般企業で通用する」「大学等での入試優遇単位や単位認定になる」ことが魅力のようです。ただ、生徒はまだ実感できていないので、そこが問題点とも考えられます。1つ上の級を取得したいと頑張っている生徒は、授業以外の場面でも自習をして努力しています。
情報授業について、P検導入により解決することができたことなどありましたらお聞かせください
本校の「情報C」は実務的な部分にも対応を考えたので、スキルの部分の評価をどのように行おうかと一番困っていたのが実情です。P検の導入により、生徒は公正な評価を行っていることを実感出来ているので、指導者としては助かっています。また、タイピングを含め、自分の努力で技術等が向上していることも生徒は実感できており、その向上部分を評価の一部に回しているので、生徒も喜んでいます。
他に取り入れているパソコン関係の検定はありますか
ありません。本校でのP検合格状況は、
・4級ベーシック 63%
・4級 70%
・3級 14%
情報授業を展開する上で、先生が独自で役立てているサイト等はございますか
「情報C」、特にP検の資格取得という点では、P検事務局から提供される模擬試験(CD)を有効に使わせてもらいました。生徒が自習のための教材として、放課後も使っていました。「情報A」では、数多くのインターネットサイトを使わせてもらっています。