大学導入事例

立正大学 キャリアサポートセンター 浅見 幹夫先生

URL:https://www.ris.ac.jp/index.html
実社会で役立てていける技能習得の最終到達点にP検を!
本学のパソコン検定試験導入は1996年。コンピュータ、インターネットの急速な普及に鑑み、その特性を理解し、情報を適切に処理出来る人材の育成を目指したものでした。現在は夏期休暇中に対策講座を開催し、就職活動にも役立つ資格の取得を学生に促しています。
講座の具体的な目標は、①ワープロソフトや表計算ソフトを効率的に用い、日常業務を遂行できること②ネットワークに接続されたコンピュータを使って、共有資源を利用できること③情報化社会におけるモラルを理解し、正しい行動がとれること、の三つです。卒業後も実社会で役立てていける技能の習得が最終到達点です。
単位認定などを通して、生徒のモチベーションの向上を!
本学の自慢の一つであるキャリア形成支援事業は、私立大学教育研究高度化推進事業に採択されています。「キャリア形成支援」「スキル開発支援」「就業体験支援」「進路・就職活動支援」がその四本柱で、パソコン検定の導入は「スキル開発支援」の一環として行いました。
情報処理や語学のスキル、マナーの知識は、卒業後の職業人生の礎となるものです。これらの習得や獲得は、結果として学生の職業選択の幅を広げることに繋がります。主体的な職業選択を促すために、本学キャリアサポートセンターではこれらに向けた資格講座を設置し、単位認定などを通してモチベーションの向上を図っています。
P検は資格取得ばかりでなく、苦手意識克服や活用範囲拡大も!
反応は良好です。特にコンピュータに対する苦手意識の強かった学生からは、「自信が持てそう」「もっと学んでみたい」という声が聞かれました。レポート作成などで得た知識を使う機会が頻繁にあるため、技能の定着も早かったようです。
コンピュータを苦手とする学生には、「どの機能が何に使えるのか」を想像できず、ピンとこないまま挫折する例が多く見られます。パソコン検定のような機会を利用して講師と一緒にコンピュータに触ってみると、「この機能でこんなことが出来るんだ」と実感でき、実生活での活用場面を思い描きやすいとのことでした。
資格取得ばかりでなく、苦手意識克服や活用範囲拡大も、パソコン検定導入の恩恵と言えそうです。
コンピュータに苦手意識を持つ学生はその克服を願っていますが、個人の意志や能力ではそれが難しいと感じています。パソコン検定の導入は、そうした学生にとってチャレンジの良い契機となったようです。学生の自主性を引き出す取り組みは、今後も本学キャリアサポートセンターで続けて行きたいところです。
高所からキャンパス全体を眺めた様子の画像 多数の生徒たちがパソコンに向かい授業を受けている様子の画像
  • 本学は大正13年に私立大学では17番目に設置認可を受けた伝統のある大学です。現在は8学部14学科7研究科を設置しています(学生数は約11,000名)。伝統と総合大学のメリットを生かし、「真実」・「正義」・「和平」を求める建学の精神を踏まえた「『モラリスト×エキスパート』を育む。」という教育目標を掲げ、確かなモラルに裏付けられた真のエキスパートとしての人間形成を目指しています。


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